JOB
公開日:

フリーランスのScala案件って稼げるの?

エンジニアが扱う様々な言語や技術について紹介している本シリーズですが、今回はScalaを紹介していきます。ScalaはJavaの後継となりえるプログラミング言語で、アメリカではすでに広く普及しており、日本でも今後の普及が期待されています。このScalaに関して

「どんな特徴がある言語なのか」

「エンジニアとしての案件にはどんな内容があるか」

「今後の将来性はどうか」

といった観点から説明していきます。

Scalaとは

公式サイトより
https://www.scala-lang.org/

Scalaは2001年にスイス・ローザンヌにあるスイス連邦工科大学 (EPFL) のマーティン・オーダスキー教授によって設計されたプログラミング言語です。
マーティン・オーダスキー教授は、過去にGeneral Javaとjavacの開発に携わっていた経緯があり、ScalaもJavaと高い互換性を持つプログラミング言語として開発されました。
Scalaは2003年の暮れに内部で公開された後、2004年の始めにJavaのプラットフォームにリリースされ、2004年の6月に.NETのプラットフォームに公開されました。
公開とともに知名度が広がっていき、今ではIT先進国であるアメリアでも主要な言語の1つとして認識されています。
具体的にどんな特徴を持っているのかを見ていきましょう。

簡潔な表記が可能

Scalaは宣言的な記述をする構文が多く、コードを簡潔に書くことができます。
開発を効率よく行うことができたり、初めてScalaを触った場合でも関数の使用を理解しやすいといったメリットがあります。

変更に柔軟に対応できる

Scalaは、全てがオブジェクトとして扱われるオブジェクト指向言語です。開発したプログラムに何か変更を加えたい場合でも、クラスやオブジェクトの一部分を変更するだけで済みます。プログラム完成後にも、変更に対して柔軟に対応できる特徴があります。

Javaとの互換性が高い

Scalaは、JVM(Java Virtual Machine)と呼ばれるJava仮想マシン上で動作させることができます。それにより、Javaのライブラリをほぼ全てスムーズに使用する事ができます。日本で広く普及しているJavaと高い互換性があることから、既存環境との組み合わせが容易なところも特徴としてあげられます。

Scala案件の内容とは?

エンジニア向けに提示されているScala案件の内容を見ていきましょう。
Scalaを扱えるエンジニアは下記のような内容の案件で募集されています。

  • 大手広告配信ツールの開発
  • マーケティング企業でのAI開発
  • ビッグデータを生かしたレコメンド機能の開発

Scalaは、複雑かつ高度な仕組みが必要になるシステムやサービスに対応できるプログラミング言語です。
より大規模な開発、最新技術を使用するシステムに用いられるケースが多いです。
そういった点を考えると、日々新しい刺激のあるような職場を望んでいるエンジニアにはぴったりの言語です。ただ、「自分が持っている技術を生かして日々安定して仕事を進めていきたい」こう考えるエンジニアであれば、参画する案件は選んだほうが良いです。最新技術を扱うということは、裏を返すと新しいことを学んでいく必要があるということでもあります。そういった時間を取ることが難しいような方であれば、自分の技術を生かして仕事をできるような案件なのかをしっかり見極めて参画する必要があります。

Scala案件の将来性はあるの?

Scalaの今後の需要という観点ではどうか見ていきましょう。
アメリカでは一般的に使用されているScalaですが、日本ではまだまだ普及率が高くありません
しかし日本でも、PHPやJavaからScalaに移行する企業は少しずつ出てきています。そういった企業がJavaからScalaに移行する背景には、Scalaが下記のような観点で期待されていることがあります。

Javaの後継を担う言語として期待される

ScalaはJavaとの互換性を持ちながら、関数型言語やスクリプト言語の特性を併せ持ったハイブリッド言語です。
Javaのライブラリをほぼすべて使うことができる点だけを見ても、Javaの後継言語として優秀だと考えられています。

有名なサービスで使われている

海外では多くのユーザを持つTwitterLinkedIn、日本国内では近年東証マザーズに上場したChatworkはてなブックマーク、これらのサービスの開発にはScalaが使用されています。
Scalaが持つバグの少なさ、開発納期の短さ、機能変更が容易、こういった点が評価されています。

以上のような意見を持つ日本の企業はこれから増えていく可能性があります。それに応じてScala案件が増えていくことを考えると、将来性は高いと考えてよいでしょう。

Scala案件で稼ぐためには?

Scala案件の中でも、設定されている単価には大きな差があります。
高い単価の案件を見てみると、提示されている内容にある程度の共通点が見えてきます。
本章では、高単価案件に共通して存在する特徴から、どういったスキルや経験が求められるのかを見てみましょう。

Javaに対する理解

ScalaはJavaの仮想マシン上で動作する言語です。
Scala案件でも、Javaの後継を担うプログラミング言語として使われるケースも少なくありません。そのため、Scalaを扱う上ではJavaの理解が前提として求められる場面が多くなります。
また、ScalaはJavaと同じようにオブジェクト指向言語です。
案件内での開発において、オブジェクトとして作るのか、関数として作るのかは案件により異なりますが、オブジェクトで作らなければならない場合はJavaかC++、Scalaを用いなければいけません。
Scalaへの理解を深めるためにもJavaの理解は欠かせないといえます。

設計に関する経験やスキル

Scala案件の中でも、高い単価を提示している案件では設計から運用まで一気通貫して任せたいと考えているケースが多くあります。
特に要件定義や基本設計ができるエンジニアは需要が高く、詳細設計以降を担当するエンジニアと比較しても単価が高く設定されています。
ニュースでもよく取り上げられる通り、日本では現在エンジニアの数が不足しています。
中でも、特に不足しているのが「要件定義」や「基本設計」などのいわゆる上流工程を担当できるエンジニアです。
上流工程を担当するためには、確かなスキルと豊富な経験が求められます。
そのため、上流工程を任せられるエンジニアは高い単価での案件受注が期待できます。

関数型言語への理解

ScalaはJavaや関数型言語の良い面が取り入れられています。
関数型言語とは、まずプログラムを関数化して作成し、その関数を呼び出すことでプログラムをループ処理させます。
通常のプログラムでは、関数化をせずに繰り返し演算するループを書くことが一般的であるため、Scalaを使う場合には通常とは異なるアプローチでプログラムを作成します。
そのため、Scalaを使いこなすためには関数型言語の理解が必要になります。

Android開発では、近年Kotlinの注目度が急速に上昇しています。Kotl…
続きを読む
「Seasar2を使ったことあるけど、それだけで稼げるのか」 「今後S…
続きを読む

まとめ

以上、Scalaについて「そもそもどんな言語なのか」「エンジニア向けの案件としてはどんなものがあるのか」という観点でお話させていただきました。
Scalaは日本ではまだまだ普及率が低い状態ですが、Javaの後継を担える言語として需要が高まっていくことが予想されます。
エンジニアとして長く活躍していくうえで、人気があり多くの企業で使われている技術が扱えることは重要です。
今のうちから増える需要を見越してScalaを学んでみてはいかがでしょうか。

無料会員登録で、あなたにおすすめの案件やセミナーの情報をお送りいたします。
まずは無料会員登録を。

おすすめ案件

関連タグ

フリーランスエンジニアの案件をお探しします!
上記案件のほか、非公開のJava案件も多数あります