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Androidエンジニアが将来起業するために

Androidアプリを作るエンジニアが、将来、起業するために必要な知識と技術は何でしょうか。スマホアプリと聞くと、iOSならSwiftやObjective-C、そしてAndroidならJavaやKotlinを思い浮かべます。しかし、その他に、必要な知識・役に立つ知識があるとしたら?気になりませんか?

それが、TCP/IP起業そのものの知識です。

Androidエンジニアとして起業する時に役立つ知識は多々ありますが、ここではこの2つを取り上げます。

では、なぜAndroidエンジニアでありながら、起業する際にはTCP/IPや起業の知識が必要なのでしょうか。チェックしていきましょう。

Androidアプリで起業する人は増加

昨今、iPhoneやAndroidのエンジニアがとても増えています。そして、起業する人も多くなりました。起業への環境が整ってきたためと考えられます。また、一昔前までは、プログラマといえばコンピュータを愛する人たちが就く職業でしたが、最近では自由を求めて、また経済的なものを求めて、IT業界をあえて選ぶ人も増えています。

そうした背景のなか、Androidアプリで起業するという選択肢は、とても前向きなものです。アプリはどんどんリリースされていくので、よりユーザーの利便性を高め、生活の質を向上させて、社会貢献になるようなアプリであればヒットします。

ブラック企業の問題や、長時間労働に過重労働、サービス残業など、IT業界にかかわらず、日本全体の問題となりつつある今、働きやすさを求めて起業する人が増えているのです。

なかには個人事業の方もいますので、正確な起業した人の数は把握できないものの、Twitterで「Android 起業」と検索するだけでも、多くの方が起業しようとしているのがわかります。

コンピュータの基礎知識がないまま起業は危険

そしてAndroidアプリは、作ろうと思ったらある程度のエンジニアなら、誰でもできると思われるかもしれません。しかし、ネットワークの知識がないまま、アプリのUIやデザインだけにこだわって、極端に間違った実装をしてしまうことがあります。

誤解を招かないように正確に表現しますと、JavaもKotlinもJavaScriptもC#も、フレームワーク上およびVM上で動作しますので、間違った実装といってもハードウェアを壊すことはありません。しかし、それでもネットワークの知識がないままに、通信機器であるスマートフォンのアプリ実装を行うのは、極めて危険だと考えられます。

TCP/IPを学ぼう

スマートフォンの基礎は、コンピュータの基礎を学ぶことと大差ありません。ポインティングデバイス(マウス)がタッチパネルになった程度ではないでしょうか。しかし、ネットワークは使われていますので、TCP/IPを学ぶことはとても重要です。

特に、TCPとUDPの違いや、OSI7階層モデルといった、基本中の基本を学んでおく必要があります。ネットワークが低いレイヤで通信するのか、中程度なのか、高いレベルのレイヤでやりとりしているのか、どの通信を使っているのかは重要です。

TCP/IPがわかっていなくとも、Androidアプリそのものを実装し、起業することは不可能ではありません。ただ、会社組織を大きくしていく上で、他のエンジニアを雇うのであれば、可読性の高いコードを書く必要がありますし、なにより起業するということは社長になるということですから、部下にプログラミングを任せる必要がでてくることもありえます。

そんなとき、「TCP/IP?新しいプログラミング言語かな?」といった発言をしていては、大きな問題になってしまいます。求心力を失ってしまいます。

将来、Androidエンジニアとして起業したいのであれば、TCP/IPを学びましょう!

エンジニアの起業パターン

では、エンジニアが起業するにはどのようなパターンがあるのでしょうか。

  • フリーランスとして起業
  • 受託として起業
  • サービス開発会社として起業

といったケースが考えられます。

それぞれ、みていきます。

フリーランスとして起業

昨今増えているのが、個人のAndroidエンジニアとしてフリーランス起業するパターンです。自分の会社としてアプリを企画から開発、リリースまで行うというよりは、プロのエンジニアとして、案件ベースで仕事をしていくイメージです。

企業のスポット案件に入ることもあれば、フリーランスで仕事を融通し合うこともあるでしょう。そして、昨今このパターンのフリーランスが非常に増えています。先にみたように、日本での会社勤めは労働環境があまりよくない場合もあったり、給与も安いので、より自由と高い報酬という両立を求めて、フリーランスとして起業して活動するというパターンです。

当然ながら、雇用の安定性はありません。しかし、良い仕事をしていたら、次々と仕事はやってきますので、人手不足の昨今、それほど心配する必要はありません。Androidエンジニアも引き合いは多くあり、減ることは当分ないでしょう。

受託として起業

受託のパターンとして、個人のフリーランスとしてアプリ開発を受託するのであれば、前述のパターンに入りますが、起業してもっと幅広くやるパターンもあります。法人化して、人を雇って、Webサイトを作り、そしてAndroidアプリの開発を受託していきます。営業部を作って人員を割いて、積極的に仕事を取り、会社組織化して大規模に受託を展開するというケースです。

受託会社として起業するには、会社のマネジメントのスキルが必要だと考えられます。Androidアプリを作る知識だけでは不十分で、営業の知識、経理や法務の知識といった、全体マネジメントの経営スキルが必要です。

ただし、大変ながらもAndroidアプリは今伸び盛りであり、多くの需要があります。フリーランスとして開発を請け負えば、受託の月単価も50万から85万円前後と悪くないので、組織展開して受託できれば、大きな稼ぎになることでしょう。

もちろん会社経営ですからリスクはありますし、間接部門や営業部隊を雇うことで、人件費および経費も増加します。しかし、その分だけ、個人一人でやるよりもスケールメリットが出る可能性もあり、アプリ開発の効率も高まっていくため、利益が大きく出ることとなります。問題は、いかにして市場の評価を得て、信頼を構築していくかによるところです。

サービス開発会社として起業

そして、Androidエンジニアとして起業する第三の選択肢が、サービス開発会社として、自分たちでアプリを作ってしまうことです。これは、クライアントからお金をもらうのではなく、市場からアプリ利用料やアプリ内課金という形でお金を集めて、その分のお金で会社をまわしていくこととなります。

誰がアプリを使ってくれるかわからないという点において、もっともリスクの高い起業方法でありながら、同時にもっとも可能性が高く、楽しいタイプの起業です。なぜなら、誰かが考えたAndroidアプリを作るのではなく、自分で、そして自分たちでアイデアを考えて、プロトタイプを作り、テストして、世の中の反応をうかがいながら開発を進めていくものだからです。

Androidアプリのエンジニア起業のもっとも楽しい点はここにあり、自分の創業・企業理念や仕事へのポリシー、社会に還元したい価値などを踏まえた際に、もっとも興味深いタイプの起業となります。

起業時にはマーケティングの知識も必要

アプリを問わずどのように起業するとしても、マーケティングの知識があるに越したことはありません。マーケティングとはいわば「売る」ための知識で、サービス開発の場合はその「サービス」を売っていくスキルですし、そしてフリーランス起業の場合は「自分」を売っていくためのスキルとなります。

マーケティングができれば、何がいいかというと、まず売上の安定につながります。マーケティングスキルを伸ばしていけば、より売るセンスが磨かれますので、市場と向き合いながら、いま、この瞬間何が求められているか、さらには、何が今後、求められるようになってくるのかが読めるようになります。また、自分が手掛けるサービスや自分自身のマーケットバリュー・価値についても理解できるようになれば、お客様にも上手に交渉ができるようになります。

マーケティングセンスとスキルがあれば、景気の動向に左右されることなく、ある程度安定した売上を得ることができます。それらは、ピンチのときに非常に力強い味方となってくれるでしょう。

Androidエンジニアとしての情報発信力が起業には役に立つ

昨今、Qiitaやブログサイトで技術的なコンテンツを配信し、注目を集めることで、仕事のオファーをもらう人達が増えています。また、ソーシャルメディアでも技術的なゆるいコミュニティを作り上げれば、仲間ができて効果的です。

そうした情報発信力を身につければ、それもまた自分を助けてくれます。発信力がついて多くのフォロワーを獲得すれば、例えば将来自分でAndroidアプリをリリースしたときでも多くのユーザーが試しに使ってくれることでしょう。

そこから、本当のユーザーになってくれるかどうかはアプリ次第です。ぜひ、Androidアプリでエンジニア起業しましょう。Androidアプリには可能性があります。基礎的な知識を身につけつつ、起業して世の中に価値を還元していきましょう。

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