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折れない心レジリエンスを身につけ、ストレスに負けないメンタル力を

レジリエンスという言葉をご存知でしょうか。 

レジリエンスとは「折れない心」「しなやかな心」を指し、2013年のダボス会議で取り上げられて以降、一躍話題となりました。企業研修として取り入れている企業もあり、職場のメンタルヘルス対策として注目されています。 
自分自身を資本として活躍するフリーランスエンジニアをしていると、時に不安やプレッシャーを強く感じることもあります。それは自然なことであり、そういう気持ちに立ち向かうことも可能です。 

今回は、そのようなストレスに負けないための「レジリエンス」とは何か、そして「レジリエンス」を身に着ける方法についてご紹介します。 

レジリエンスとは 

レジリエンスとは、「折れない心」「しなやかな心」「回復力」「立ち直り力」などと言われる性格特性です。 現代のストレス社会で生き抜くために必要な力として注目されています。 
ストレスを感じていてもその環境に適応することができ、困難な状況からでも立ち直ることができる人は、レジリエンスの高い人です。仕事をする上で、ストレスはつきものです。 ストレス環境下でも仕事のパフォーマンスを落とさず業務を進められるよう、企業も社員のレジリエンスを高めるための研修などを取り入れているのです。
頑張っていても、心の弾力性がなくどこかで心がポキっと折れてしまう人はレジリエンスの高い人とは言えません。ストレスや逆境にさらされて一度は落ち込んだとしても、しなやかな心で立ち直り対応できる人が、レジリエンスの高い人だと言われています。 

【レジリエンスの高い人とは…】
・最悪の状況下でも健康的な生活ができる人
・ストレスを自分で和らげることができる人
・落ち込んでも立ち直りが早い人 

フリーランスエンジニアとして働いていると、無理な納期や、突然の仕様変更など業務でのストレスはつきものです。また、突然契約内容の変更など不測の事態が起こったり、作業ミスにより迷惑をかけてしまったり、仕事で落ち込むこともあるでしょう。将来の仕事や収入面で不安になることもあると思います。 しかし、いつまでもストレスや落ち込みを抱えたままでは業務効率を下げてしまいます。 

素早く回復できるレジリエンス力を身につけ、仕事のパフォーマンスを最大限に発揮できるようにしましょう。 

レジリエンスを高めると、複雑な状況下でも対応できる 

レジリエンスを高めておくことで、様々な状況で自分の能力を信じてパフォーマンスを発揮できるようになります。 

多様な価値観の組織にも対応できる

フリーエンジニアとして働くと、いろいろな常駐先に一人で参画することになります。 組織ごとに風土があり、価値観も異なります。さらに、自分の中での当たり前が通用しない場合もあります。 

日ごろからレジリエンスを高めておくことで、自分と異なる価値観の組織の中でも、感情的にならずに対応することができるでしょう。実際に欧米諸国では、多くのグローバル企業がダイバーシティマネジメントの一環として、レジリエンスの理論を組織に取り入れているそうです。 

立ち直りが早くリカバリが利く

レジリエンスが高い人は、困難な状況を経験しても立ち直りが早いものです。 開発現場では、困難な状況に陥いることは特別なことではないかもしれません。 

困難な状況下で適切に対応できないと、負の連鎖となりプロジェクトにおいて過酷な状況、俗にいう「デスマーチ」を招き最悪の事態に陥る可能性も出てきてしまいます。 
いかに早く立ち直りリカバリできるかが、フリーエンジニアとしてのパフォーマンスアップにもつながります。 

想定外の出来事にも冷静になれる

開発に想定外の出来事はつきものです。 
想定外の出来事に都度振り回されていては、業務が思うように進められないかもしれません。 レジリエンスを高めておくことで、想定外の出来事にも感情を高ぶらせることなく、落ち着いて対応できるようになります。感情がコントロールできていれば、業務効率を上げ、自分の能力を最大限に発揮することができ、評価にもつながるでしょう。 

レジリエンスを高める生活習慣とは 

日常の生活習慣でレジリエンスを高められることが様々な研究により明らかとなっています。
今回は5つの方法をご紹介します。

体を動かす

体を動かすことによりレジリエンスが高まる可能性が、研究により明らかにされています。 体の活動量が多い人と、活動量が少ない人を比べる研究では、活動量が多い人の方がレジリエンスが高いということが、明らかとなっています。 
活動的な人の方が、新しいことや珍しいことに挑戦する意欲が高かったり、過去の出来事に囚われづらかったり、体調管理に自信を持っているため、レジリエンスの高さに繋がっていると考えられています。 日常生活の中で意識的に体を動かすことは、前向きな心理状態につながります。 
通勤で歩くようにしたり、仕事中のランチ時間に少し体を動かしたり、忙しい中でも体を動かせる時間を見つけてみてはいかがでしょうか。 

食事を少量ずつ3時間おきにする

少しずつ頻繁に食べることで、脳内のエネルギー源の起伏が少なくなります。 3時間おき食事をすることでエネルギー源となるブドウ糖を一定に保ちやすいため、集中力や感情も安定しやすくなると言われています。 
忙しいと、朝食を抜いてランチにどかっと食べ、夜ご飯の時間も不規則…という食事パターンにもなりやすいですが、感情をコントロールしレジリエンスを高めるためには、つまめるものをデスクに用意しておき、休憩がてらこまめに食べる方がよいようです。 

あえて少しだけ難しい目標を設定する

少し困難を感じる程度の経験をすることで、レジリエンスは高められると言われています。 
思い通りにならない難しい状況を少しずつ経験することで、自分のスキルアップにもつながり自己肯定感を高め、レジリエンスも高まります。 
ある研究では、インターバルトレーニングで体力の限界に挑戦することで、レジリエンスが鍛えられるという報告もあります。 自分で限界だと思っていたところを乗り越えると、自分自身で成長を感じることができレジリエンスが高まるのです。 

感情を整理する癖をつける

レジリエンスを高めるために重要となるのが感情を整理しコントロールする力です。 感情を整理するためには、ABC理論と呼ばれる方法を意識することが役立ちます。 

A=Affaire(状況)に対して 
B=Belief(思考)が生じ
C=Consequence(感情)が沸き起こる 

という考え方がABC理論です。 ある状況において、Bの思考が変わればCの感情も変わるという考えであり、「考え方次第」ととらえることができれば、感情を整理できるという考え方です。 
「納期が近づいているのに仕様が変更になった」という状況に対して、 「もっと早く言うべきだ」と考えると「イライラ」や「怒り」の感情に繋がります。 しかし、「リリース前に分かってよかった」と考えることで前向きな感情でいることができます
このようにABC理論を使い、置かれた状況に対して自分の思考と感情を整理することで、レジリエンスが高められると言われています。 

信頼関係を築き自分の居場所を作る

Python常駐案件

自分の居場所があるかどうかということは、重要なレジリエンスの要因だと言われています。現場の雰囲気がよく自分の居場所を感じられれば、仕事に対するレジリエンスは高まるとされているのです。 

フリーエンジニアの場合、社員とは違い、社外関係者としてプロジェクトに参画するため、現場に馴染むまでは、組織内で自分の「居場所感」を感じにくいことも多いかと思います。 現場の人間関係の構築に向けて自分から働きかけ、信頼関係を築いていくことで、仕事上のストレスに対するレジリエンスが高まるだけでなく、仕事の評価にもつながります。 
居場所を作る」という点で、常駐型の働き方は在宅型よりも有利でしょう。 
常駐型の働き方で程よい「居場所感」を得ることで、ストレスに負けないメンタルを作り仕事のパフォーマンスを高めていくことができるはずです。 

常駐型の案件に参画をし、信頼される人間関係を構築するためには

・相手に関心を持ち、話をよく聞く
・感謝を伝えるなど、こまめなコミュニケーションを心掛ける
・わからないことや苦手なことも隠さず伝える

 
このような点を意識するとよいと言われています。 

まとめ 

企業研修としても取り入れられているストレス対策、「レジリエンス」についてご紹介いたしました。 フリーエンジニアの働き方は、不確実で多様な組織に適応していく能力が求められます。 日ごろから、レジリエンスを高めておくことで、どんな組織でどのような状況に置かれても冷静に自分の能力を信じパフォーマンスを発揮することができるでしょう。 それが、フリーエンジニアとしての評価にもつながります。 不安や不測の事態、困難な状況は仕事につきものです。

そのような時こそ、自分のパフォーマンスを発揮し評価をあげるチャンスと前向きにとらえられると、フリーランスとしてもキャリアを築きながら、長い間活躍していけるでしょう。 

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