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Swiftの需要は高い?将来性は?

 iPhoneやiPadは、今では世界中の人が当たり前のように使っています。Swiftは、このiPhoneやiPadを提供しているアップル社が開発したプログラミング言語です。Apple社自身が開発した言語だけあって、 iPhoneやiPadに搭載されているiOS用のアプリケーション開発に適しています。 

 今回の記事では、登場からすごい勢いで普及しているSwiftについて取り上げます。登場した経緯なぜ需要があるのか習得するためにどう勉強すればよいか今後も需要は続くのか、といった観点から見ていきたいと思います。 

Swiftが登場した経緯 

 Swiftは、それまでネイティブアプリ開発に使用されていた「Objective-C」に代わる言語として開発されました。ネイティブアプリとは、端末にインストールして動作するスマホアプリのことを指している言葉でLINEやPayPayなどが代表的です。Swiftが登場するまではObjective-Cを使用しての開発が一般的でした。しかし、Objective-Cは1983年に登場した古い言語のため、スマホアプリ開発を行う際には利便性や機能面で不足している部分が多くありました。そこでApple社自身が新しく開発したのがSwiftです。 Swiftは、他のプログラミング言語と比較しても歴史が浅く、2014年6月Apple社が毎年開催している開発者向けイベントWWDC(World Wide Developers Conference)において、初めて Swiftベータ版が一般公開されました。イベント開催時までは一切情報が出回っていなかったために、参加者の誰もが衝撃を受けた登場でした。 Swift開発チームの中心メンバーである、クリス・ラトナー(Chris Lattner)氏は次のような言葉を残しています。 

「Swiftを開発する上では既存の様々なプログラミング言語を参考にした」 

この発言内容の通り、RudyやPHPなどの設計思想を盛り込んでおり、スクリプト言語のように素早い開発が可能になっています。ただ、Swiftも公開された当初にはユーザからのエラー報告が少なくありませんでした。ベータ版の発表時点で、すぐにでも実際のアプリを書き始められる状態ではありましたが、少しコードを書くだけで開発環境がクラッシュしてしまうほどバグが多い状況でした。発表から改修を繰り返し、2014年9月に正式リリースとなりました。 

なぜSwiftの需要が高い? 

 Swiftは4つのキーワードに紐づく特徴を持っています。それが『モダン』『安全』『高速』『インタラクティブ』です。 

  • モダン・・・コードがわかりやすくシンプル
  • 安全・・・記述ミスが少ない文法構造
  • 高速・・・動作が軽いコンパイラを採用
  • インタラクティブ・・・書いたコードの結果をリアルタイムでチェック可能       

以上のような特徴をもっているために多くのプログラマーが好んで使っています。日本におけるSwiftを使った案件で見てみると、iPhoneのスマホアプリ開発がほとんどになりますが、最近ではwebアプリケーションの開発でも使用されるケースが増えてきています。 

 Swiftの普及とともに、従来まで使われていた「Objective-C」から「Swift」に開発環境を移行する企業が増えてきています。これは、Swiftが開発のしやすさがある点に加え、Objective-Cと互換性がある点が大きな理由になっています。移行していく企業は今後も増えていくと考えられており、Swiftの需要は更に伸びていくと予想されています。 エンジニア向けに提示されている案件の数を見てみると、JavaやRuby、C言語といった人気言語と比較してまだまだ少ない状況です。ただ、扱うことができる人が少ない分、報酬面では高く設定されているものが多いです。 

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Swiftで開発されたアプリ 

Swiftは、皆さんが良く使っているスマホアプリの開発に使われています。例を挙げてみると下記のようなサービスです。 

  • LINE・・・リアルタイムで友達とやりとりできるメッセージアプリ
  • メルカリ・・・手軽に商品の売買ができるフリーマーケット  
  • AbemaTV・・・インターネットテレビ視聴サービス 
  • 楽天市場・・・インターネット通販サービス 
  • クックパッド・・・オリジナル料理レシピの投稿・検索ができるWebサイト 

一度は聞いたり使ったことがあるサービスではないでしょうか。Swiftの登場は2014年で、他の言語と比較するとまだまだ歴史が浅いですが、これだけ多くの有名なサービスにおいて開発に使われていることを考えると、多くの開発者に好んで使われていることがわかりますね。 

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年に1度開かれる大規模イベント 

 多くの企業がSwiftを使って開発をしている理由として、Swiftを扱うエンジニアが積極的に情報発信を行っていることがあります。毎年、Swiftのエンジニアが集って最新の応用事例を紹介しあうイベント「try! Swift」が世界中で開催されています。日本では東京で開催されており、2019年度に実施されたイベントではチケットが完売してしまうほど多くのエンジニアが集まりました。「try! Swift」以外にも、様々な企業が主体となって、エンジニア向けの勉強会を各地で開催しています。こういった情報発信が活発に行われていることも、急速に普及した1つの理由です。 

Swiftの有効な勉強法 

 Swiftは未経験から学習する場合、他の言語と比較して覚えるものが少なくて済みます。例として、長い歴史があるJavaを比較対象に見てみましょう。 Javaでwebアプリケーションを開発しようと考えた場合、Javaだけを学習すればよいわけではありません。webアプリの画面を作るための「HTML」、文字の色や大きさを調整する「CSS」、画面に動きをつけるための「JavaScript」、そしてアプリが動く仕組みを作るための「Java」といった4つの言語を学習する必要があります。 しかしSwiftの場合であれば、アプリを開発するためのツールである「XCode」、アプリが動く仕組みを作るための「Swift」さえ覚えればアプリを作ることができます。Javaと比較して必要になる学習量は少なくなることがよくわかると思います。 

 次にどのように学習していくのがよいか、の観点を見てみましょう。Swiftには学習するためのコンテンツが豊富にあります。 まず紹介するのが自分で環境を用意しなくても、web上でプログラミングの学習ができる「Progate」です。プログラミング初心者でもわかりやすいように、イラスト付きのスライドで学習をすることができます。スライドで学習した後には、コードを書いて実行した結果を確認できる演習画面もあり、実際に手を動かしながら学習することができます。Swiftのコースを修了すると、簡単なクイズアプリを作成することができるようになります。基礎を学ぶ上ではオススメのwebサイトです。 

 次に紹介するのが、動画でプログラミングを学ぶことができる「ドットインストール」です。講師が実際にプログラミングのコードを組んでいく過程を、動画で確認しながら学習していくことができます。 レッスンの中でも、swift用の「iPhoneアプリ開発入門」ではXCodeの使い方が動画で分かりやすくまとめてあります。Swiftの基礎を抑えた上で、次にスマホアプリ開発を進めていくために必要な操作を学習することができます。 

以上、2つのwebサイトを紹介させていただきましたが、どちらも月額1000円未満で全てのレッスンをやることができます。初めのいくつかのレッスンは無料で利用することができるので、まずは会員登録して試しみてはいかがでしょうか。 

Swiftの需要がなくなるとしたら 

 SwiftはApple社が年々アップデートを重ねており、2019年3月に発表された「swift5」では、Mac OSやiOSだけでなく「Ubuntu Linux」上でもアプリケーションの開発が可能になったことを発表しています。 

 今後も期待ができる言語として考えられているSwiftですが、廃れていくケースを考えてみましょう。それはiPhoneやMacを使う人がいなくなった場合です。Swiftは、iPhone用のスマホアプリを開発するための言語として登場しました。そのため、iOSやMacOSを使う人がいなくなった場合には言語として廃れていく可能性があります。ただ、Swift自体を開発しているのが2019年6月時点で時価総額世界3位を誇っているApple社です。Apple社は、iPhoneという形でインターネットを気軽に使える便利なデバイスを社会に普及させました。もし仮にスマートフォンに代わる、さらに便利なデバイスが登場するとしても、Apple社も合わせて新たなデバイスの開発に取り組むと思います。当然、そのデバイス用にアプリを開発するためにSwiftは改良されるでしょう。そう考えると、今後Swiftが廃れていく未来は考えにくいです。 

 Swiftをしっかりと身に付けていくことで、今後求められるエンジニアになる確率は高いです。興味がある方は、まずSwiftの使い勝手の良さを確認する意味でも一度触ってみてください。 

今後フリーランスとして活躍を検討している方は、アプリ開発案件に強いフリーエンジニア専門のエージェント【エミリーエンジニア】がおススメです。キャリア相談や市場動向なども聞けるので、まずは気軽に登録するとよいでしょう。 

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