いつ独立する?エンジニアがフリーランスになるタイミング

フリーランスという働き方に興味があっても、なかなか踏み切れないという方もいらっしゃるかもしれません。フリーランスとして独立し、フリーエンジニアになられた方々はどのように独立を決めたのか、また独立までの手順をご紹介します。

現役フリーランスは、30代、勤続5年以上10年未満で独立

実際にフリーランスとして独立した方々は、いつどのように独立を果たしているのでしょうか。年齢や就業年数を見てみましょう。
経済産業省の調査によると、フリーランスになった方々の年齢と就業年数は、下記通りでした(エンジニア以外の職種も含む)。

フリーランスになった年齢

フリーランスになった年齢
  • 20代以下…18.8%
  • 30代…38.9%
  • 40代…27.1%
  • 50代以上…15.2%

フリーランスになるまでの就業年数

フリーランスになるまでの就業年数
  • 5年未満…18.8%
  • 5年以上10年未満…21.5%
  • 10年以上15年未満…20.8%
  • 15年以上20年未満…13.5%
  • 20年以上30年未満…17.9%
  • 30年以上…7.6%

平成27年度小規模事業者等の事業活動に関する調査に係る委託事業報告書/経済産業省より http://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2016fy/000334.pdf

30代で独立する方が最も多い結果となっています。
また、フリーランスになる以前に5年以上働いていた方が全体の8割以上にのぼります。
新卒で社員として一定期間働き、キャリアとスキルを身につけてから独立するのが一般的だと言えます。これは、エンジニアでも同じです。ある程度社員として経験を積んでおく方が、案件も決まりやすいです。

フリーランスになった理由は、自己裁量と自由

では、なぜ社員としての働き方からフリーランスという働き方へシフトしたのでしょうか。
フリーランス協会の調査によると、自分の裁量で仕事がしたい、働く時間や場所を自由にするためといった理由が上位を占めています。収入をあげるためというよりは、自分の能力やスキルを活用しながら、自由な働き方を実現するためにフリーランスを選んでいることがわかります。

エンジニアの場合は、完全に自由な働き方を実現することは難しいかもしれません。
セキュリティ面を気にする企業様も多く、いつでもどこでもといったノマド的な働き方ができる案件は意外と少なく、お客様企業のオフィスに常駐する案件の方が選択肢は多くあります。
しかし、常駐型の仕事でもエンジニアと企業間との契約で、時間や場所を無理のないよう決めることができるので、正社員のようにフル稼働ではない働き方も案件次第では可能です。

フリーエンジニアとして独立するタイミング

1.勤続5年以上30代前後が一つの目安

フリーエンジニアとして独立するためには、企業である程度の経験を積んでおく方が独立後の仕事探しが楽になります。
上記の現役フリーランスの方々の実態をみても、勤続5年以上、30代前後で独立する方が多い傾向にあります。エンジニアの場合も、企業での勤務経験がある方が、独立後のキャリアも安定してきます。

ただし、エンジニアの場合は、年齢的に高くなってしまうと不利な面も出てきます。年齢を重ねるほど、新しい技術についていけなかったり、周りの現場のエンジニアとの調和が難しくなったりする方もいるためです。
企業内で、技術的なスキル以外の、社会人としての一通りの経験をし、年次を重ねすぎないタイミングで独立を検討しましょう。

2.現職のきりのよいタイミング

転職でも同じですが、現職で区切りのよいタイミングでの独立をおすすめします。
周囲への配慮の点でも、今後のキャリアの面でも、中途半端な状態での独立はマイナスになりかねません。
フリーランスにとって、人脈は仕事を獲得する上でとても重要になります。独立時に同僚や周りに迷惑をかけて評価を下げるようなことは極力避けましょう。

また、独立すると、企業内での経験やスキルをスキルシートに記載をすることになります。どのような立ち位置でどこまで関わったということも記載するため、中途半端な状態で辞めてしまうとスキルとして記載できる項目も減ってしまいます。
フリーランスになると、一人で仕事ができることが前提とされます。
自分自身で「これはできる」と言えるタイミングであることも重要です。

3.独立後の仕事獲得の目途がたったら

独立を考えたときに、一番不安なのは収入面。
企業に所属している間に、独立後の収入の目途を立たせることができれば、その不安感を減らすことができます。
そのためには、企業に所属している間に、案件探しを始めておきましょう。
フリーエンジニア専門のエージェントに相談したり、知り合いに既にフリーエンジニアとして独立している人がいる場合にはその人に相談をしたりという方法で、事前にリサーチを進めます。
自分の現在のスキルや経験で、どれくらいの単価が現実的なのかわかりますし、独立に関わる手続きなどもアドバイスをもらうことができます。
また、会社員時代に培った人脈を使い営業を進めておいたり、エージェントに実際に案件を紹介してもらい面談を進めておくと、収入の目途が立ちます。
そこまで進めておけば、独立のステップへ進みやすいはずです。

独立後の仕事の目途を立たせるには

企業に所属している間に独立後の仕事の目途を立たせるには、自分から独立に向けて動かなければなりません。具体的な3つの行動をご紹介します。

フリーエンジニア専門エージェントに相談する

1つ目は、独立前に専門のエージェントに独立相談をする方法です。
独立前でも、登録をしてキャリア相談を受けられます。
具体的に独立の時期が決まっていれば案件の紹介を受けることもできますし、そうでなくても単価の目安や案件の傾向、独立に関する情報収集は可能です。
独立で叶えたい働き方や収入などの希望が現実的なのかどうかを判断してもらう相手として、多くのフリーエンジニアや案件を見ているエージェントは適任です。

人脈から仕事のアテをつけておく

2つ目は自分の人脈を活用する方法です。
退職前に、所属企業内であからさまな営業活動はしづらいという企業もあるかもしれませんが、信頼できる元同僚などに相談する方法もあります。
昨今、どの企業でもエンジニアは不足しています。
独立を考えている旨を相談しておくと、エンジニア人材を探している企業を紹介してもらえたり、ポジションが空いたら連絡をもらえたりということもあります。
フリーランスの仕事の獲得方法として、人脈による仕事の獲得は最も多い方法です。
今までの人脈を見直して、相談できそうな相手と連絡を取っておくなどの準備だけでも進めておくと、独立後も思わぬところで助けられることもあります。

副業で部分稼働してみる

3つ目は独立前に空き時間で副業として稼働をしてみる方法です。
副業を解禁する企業も増えてきており、社内の就業規則に沿って実施できるのであれば、ぜひ試していただきたい方法です。
就業後や週末を活用した稼働で、自分の会社以外の仕事をしてみることで、独立後のイメージがつきやすくなります。収入面ももちろんのこと、時間の配分や経理処理など、副業を経験しておくことで独立後に焦らずにすみます。
忙しいエンジニアの方々は、副業に充てる時間を確保することから始める必要があるかもしれませんが、独立後は仕事以外の事務作業などが必ず発生します。その時のためにも、練習の位置づけとして検討してみてはいかがでしょうか。

エンジニアは、独立後も案件を見つけやすい

フリーランスとしていつかは独立したいと思っていても、なかなか行動に移せない方が多いのも事実です。
独立というと、社員としての安定した収入を捨てて自分のキャリアを武器に稼ぐイメージがあるかもしれません。しかし、エンジニアに関しては、フリーランスとしての働き方が浸透しており、専門のエージェント企業が何社もあったり、企業側もフリーエンジニアをアサインすることに抵抗がない企業様も増えてきています。セキュリティ面やコミュニケーションなどを考慮して、常駐型の仕事のスタイルも多く、フリーエンジニアになっても働く場所や時間も社員とあまり変えないということも可能です。エンジニアは、他の職種よりもフリーランスとして独立しやすいと言えます。

まずは、独立に向けて準備をする時間を確保し、いろいろな人に相談をしたり、場合によっては実際に自社以外の仕事をしてみると、心理的にも経済的にも独立の目途が立たせやすいです。

独立後の仕事のことや収入のこと、独立後のキャリアなど、プロである専門エージェントに相談してみましょう。自分のスキルで通用するのか、いまよりの年収をあげることができるのかなど、独立するかどうかの判断材料も提供してもらえます。

いくつもあるエージェントの中から、自分に合ったエージェントを見つけて相談しましょう。企業規模の大小というよりは、担当者との相性や雰囲気も大切です。
自分の将来のキャリアを相談することになるので、親身になり対応してくれるエージェントを見つけましょう。

エミリーエンジニアならば、あなたに一人の専任担当者がつき、企業側の交渉も対応します。
企業側もフリーランス側も一人で対応することで、一気通貫した密着したサポート体制となっています。

独立を考えたら、気軽にご相談下さい。